がんばれコンサルタント! 第733号:コンサルタントのための、「悔しい」と言えるか──自分を誤魔化さない重要性

●最新セミナー情報

大好評「コンサルタントのための5大戦略」セミナーは定期開催、受付中です。絶賛90回以上の開催。「オンデマンドWEBセミナー」は、深夜早朝も随時参加でき好評です。詳しくは「セミナー情報」を参照ください。

●好評書のご案内

最新刊『コンサルタント商売を成功に導く“5つの仕組み”の整え方~知識・経験・ノウハウ、「カタチの無いモノ」を売る極意~』『売れるコンサルタントになるための営業術〈新装版〉』、セミナー収録ダイジェスト判CD等を発売中。詳しくは、書籍・CDのご案内を参照下さい。

「ゴトウさん、この前は酔っぱらって醜態をさらしてしまいましたが、冷静に考えてやっぱり悔しいので手を加えたいのですが…」── コンサルタント仲間と集まって、楽しく一杯やった翌日の朝にいただいたご連絡の際のお言葉です。

一年半ほど前からお越しになられている方で、独自の「回る経営」の仕組みを編み出された実力派の方です。朝にいただいたメッセージをみて、「これはいいな!」と素直に思ったのですが、理由はシンプルに、「悔しさはとても重要」と考えているからです。

仲間同士であってもやはり、セミナーの集客の話になると、場の空気が変わります。表向きは笑顔のままであっても、どこか何ともいえない独特の緊張感が漂ったりします。

お仲間のコンサルタントのセミナー集客の状況を聞いて、少なからず動揺されたのでしょう。酔いもあったのかもしれません。しかし翌朝、冷静に考えたうえで「やっぱり悔しい」という連絡。これは、実に大事なことです。火が着いた発奮の原動力だからです。

SNSが当たり前になり、生成AIがあっという間に「それなりの答え」を出してくれる時代になりました。手を動かさずとも「やっている風」を装うことが、かつてより遥かに簡単になりました。

「コスパがいい」「オンラインが主流」「SNSで発信すればいい」…。そういった言葉が、負けていることを見えにくくする便利な時代になっている現実があります。しかし、どれだけ御託を並べても、売れないし依頼もない。クライアントや経営者と対峙し、真剣に向き合うこともできないとしたらどうなるか…。

「いろいろありますよ」「タイミングのものですから」「まあ、うちはうちで…」。そうした言葉並んだりします。とりあえず周囲に漏らす言葉ならしかたがないでしょう。しかし、自分自身に対してそれを言い続けているとしたら、これは深刻な問題になってきます。

ビジネスに携わる人を見ていると、勝負しない人、結局負けてしまう人には共通点があることに気づきます。それは、「これはたまたまだ」「自分は負けていない」と自分を慰め続けること。簡単に言えば、ごまかし続けるわけですが、その結果は「一生逃げ続け、負け続ける」ことになります。

では、なぜ自分を誤魔化すほうを選んでしまう人が多いのか…。

一つには、社会が成熟したことで「それなりに食べていける」状態が、ある程度つくりやすくなったということはあるでしょう。ある知人の中小企業の社長さんは、「1200万から1500万円払っておけば、まず辞める人間はいない」とおっしゃっていましたが、あながち外れていないかもしれません。

語弊を恐れずに申し上げれば、現実的にはもっと低い水準でも、人は不満を言いながらも動こうとしない生き物だったりします。内側から自分で火をつけられる人でない限り、奮起する理由などなかなか見つからない…というのが正直なところでしょう。

1千万円で食べていけているなら、わざわざ3千万円を目指す理由は、本人以外には持ちようがありません。お金に困っていなければ、わざわざエネルギーを燃やす必要もない。これは責める話ではなく、現実の話です。

だからこそ、「悔しい」という感情は、強烈な意味を持つのです。

同じ年代の、あるいはもっと若い人が、ビジネスで活躍している姿を見ては、「なぜ自分にできないのか」「自分だってできるはず」と、悔しい思いを隠さず持っていいのです。

大きく成長していく人に共通するのは、本気の夢を持ち、挑戦し続けることです。しかし、その最初の小さな青い炎をたどってみれば、意外と「悔しさ」だったりします。

「あいつに負けたくない」、「こんな思いは二度とごめんだ」…そこから、初めて冷静に考え始める。自分のどこが弱いのか、何を変えればいいのか。悔しさという感情が、思考の感度を何十倍にも高めるのです。

感情がなければ人は動けません。しかし、感情だけでは道は開けない。だからこそ、悔しさを感じた後に、冷静に分析する。何が悪いのか。どうすればいいのか。

調子に乗っているときには絶対に気づけなかったことが、そのとき初めて、痛くつき刺さるように見えてきます。つらいことです。しかし、それこそが自分とビジネスを強くたくましくする瞬間です。そして、それは必ず後に生きてきます。

10回負けても、20回負けても、本当の勝ちを手にすれば、それを起点に大きな成功につながります。負けることを恐れるより、負けを直視しないことを恐れなくてはならないのです。

あなたは今、自分のビジネスの弱点を、静かに、冷静に、正直に見つめられていますか?

著:五藤万晶

●コラムの更新をお知らせします!

コラムはいかがでしたか? 下記よりメールアドレスをご登録いただくと、更新時にご案内をお届けします(解除は随時可能です)。ぜひ、ご登録ください。

がんばれコンサルタント!- 無料メールマガジン登録 -


●好評セミナー開催中!

開催実績90回以上。売れるコンサルタントになるために、具体的にどう活動していけばいいのかを分かりやすく解説する実務セミナー。「まさに、眼からウロコ!」と絶賛。 詳細→ こちらを参照


 

●書籍、最新刊発売開始!

『コンサルタント商売を成功に導く“5つの仕組み”の整え方』~知識・経験・ノウハウ、「カタチの無いモノ」を売る極意~

ンサルタント商売の成功に直結する「カタチの無いモノを売る」ための、整えるべき「5つの仕組み」づくりを初公開した注目の書。コンサル商売の本質と全容を示し、圧倒的に有利な展開を実現する最重要の「キモと廻し方」を、豊富な事例を交えて具体提示!詳細→ こちらを参照