がんばれコンサルタント! 第721号:「理屈の正解」を求める人と、「信じることを証明する」人の決定的な違い

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「ゴトウさん、いま必死に取り組んでいることを知り合いに話したら、妙なことを言われまして…」── 2年ほど前に当社にお越しになり、コンサルタント起業をされて目下鋭意活動中の方と一杯やっていたときに出てきたお言葉です。

なんでも、お知り合いの方と久しぶりに会って話をしていたときに、自分のコンサルティングの内容を聞かれたそうで、実施していることや考え方を話されたそうですが、「それはおかしい…」と言わんばかりに、話がかみあわなかった…のだとか。

「それって本当に正しいやり方なの?」「もっと理論的な方法があるんじゃない?」…そんな反応だったそうで、一生懸命に説明すればするほど、考え方の違いが際立っていくような感覚で、最終的には「まあ、頑張って」的な、なんとも言えない空気で話が終わったとのこと。

こういうことは、コンサルタントをやっていると何度か経験するかもしれません。初めての場合だと、「自分のやっていることは間違っているのかもしれない…」と不安になることも多いでしょう。

ここで、押さえておくべき重要なポイントがあります。そもそも、「会社経営、ビジネス、商売…において、絶対的な正解など無い」ということです。

ちなみに、スポーツでも、新しいやり方やセオリー的なことが出てきて一世風靡することはあっても、また必ず、それを上回る新しい理論や方法、スタイルが出てきてそれまでの定説だったものが覆されたりします。

ビジネスにおいては、さらに複雑です。大きなところもあれば小さなところ、業種や業態も違ったり、そもそも経営者の考え方も大きく異なったりします。

学術的なものや新聞やマスメディアなどを見ていると、さも「これが正しい経営」と言わんばかりのことが評論されたりしていますが、いかに世の中を知らないのか…という話です。

早い話、社長さんの数だけビジネスの方針や考え方があると思う方が自然というものです。少なくとも、倒産していなければ失敗していない訳ですから「間違ってはいない」と言えるでしょう。

正解かどうかを聞いているのだから…という声が聞こえてきそうですが、「そのやり方が後々正解になるかもしれない」訳です。結局、あるのは好き嫌いであり、上手くいくかどうかは「証明するかどうか」そして「確率をあげられるかどうか」の話なのです。

むしろ、最も陥りやすい失敗パターンがあります。それは「理屈で正解を探し続ける」パターンです。セオリーなるものを学び、事例を研究し、理屈を積み上げ、分析し…そして「これが正解だ」と答えをだして進めようとする…。

しかし、現実は常に「想定外」というプレゼントが与えられます。なぜここでそんなことが起きるのか? なぜこの時だけ? 予定とは違う…など、「理屈や計画の上では上手くいくはずなのに…」と困惑することが起きるのが「現実」だったりします。

そう、理屈どおりにいかないのを現実と言います。ここは、コンピュータによるシミュレーションの仮想空間でもなければ、小説家が描いた理想の空間でもなければ、AIが描き出した計算の空間でもありません。

たまたま…が必然的に起きて、よくわからないことに驚くべき確率で巻き込まれる空間、これが現実なのです。

人はよく、このよくわからないことに対して、「上手く転がった」ときラッキーと言ったり、「良くないほうに転がったときに「ついていない」「不運」などと言ったりしますが、それさえも、仮想空間的な考え方と言えるでしょう。

理由は単純です。「雨が降ろうが槍が降ろうが、どうにかする」のです。そう、上手く行った人たちはそうしてきたのです。

小さな障害程度なら、スパイス程度にしか感じていないかもしれませんが、大きな障壁にぶち当たっても、結局「なんとかする」ことしか考えていません。だから生き残っている訳です。

「正しい?」 だから何なのか…? 大切なことは、小学生の算数の話をしているわけではない…ということです。「自分の人生やビジネス」の話をしているのです。

少し考えてみれば誰でもわかる話です。「あなたの人生、正しくない」と言われて、どう思うのか?ということです。自分の商売、ビジネスに人生を賭けている人に対して、「正しくない」と平然と言ってしまうあたりに、その言葉を吐く人のレベルが分かるというものです。

理屈をどれだけ習ってきても、「なんとかしたい」という想いが伴わない場合、ほんの僅かな障壁に躓いただけで、ゴロンとこけてしまう。

好きで寝ても覚めても頑張る人と、理屈でうまく行くハズだからとなんとなくやっている人と、どちらが結果がでるか…。

重要なことは、大きく成果を出している人たちに共通するのは、「これなら勝負できる」というビジネスの核を持っていることです。障壁にあたったとき、最後は好き嫌いや「なにくそ」といった頑張り、湧き出る情熱こそが突破の原動力であり、その大元こそがビジネスの核だからです。

そもそも自分が勝負をかけられる雪だるまの芯を持っているか、つくっているかどうか。これなら勝負できる…と思える自分だけのモノ。これなくして何かを始めるとしたら、「理屈の上では…」となる可能性が高くなります。

当社にお越しになる方々は、皆さん総じて「変わり者」の傾向があります。一般的なコンサル手法とは違うアプローチをとっている方も少なくありません。

ある方は、業界の常識とは真逆のことをやっていました。周りからは「そんなやり方では…」と言われ続けたそうですが、3年後にはその業界でトップクラスの実績を出されたり。別の方は、誰も手をつけないニッチな領域で独自の手法を開発し、今では引っ張りだこになっていたり。

彼らに共通するのは、「正解を探すのではなく、自分が信じる道を証明しようとしている」ことです。これが言葉を変えて自分独自のコンサルティングになったり、「キラーコンテンツ」になっていくのです。

あなたは今、どちらの道を歩んでいますか?「理屈の正解」を求めて迷い続けているのか、それとも「これなら勝負できる」というものを見つけて、それを証明しようとしているのか。

時代は急速に変化しています。AIが台頭し、従来の「正解」は次々と通用しなくなっています。大きく変化する時代だからこそ、「自分だけの芯」を持っている人が圧倒的に強くなります。

あなたは「これなら勝負できる」というものを持ってビジネスをしていますか?
それとも、まだ「理屈の正解」を探し続けていますか?


著:五藤万晶

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