がんばれコンサルタント! 第568話:ビジネスを楽しんでいける人と、悶々を繰り返す人の違い

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「ゴトウさん、この頃、やっぱり思い切って始めて本当に良かったと思っていますよ!」── 数年前、東京で開催したセミナーにご参加された後、グループコンサルティングにお越しになられ、コンサルタント起業された方のお言葉です。

久しぶりにご相談にお越しになられた後に、一杯やりながら近況話に花を咲かせていたのですが、さかのぼれば当時、ずいぶん悩みに悩んで、そしてスタート時期に随分苦労した…とのこと。

無理もないことかもしれません。お勤めされている方がコンサルタントとして独立するというのは、早い話、「安定した収入を捨てて、ギャンブル的な勝負をする」という感覚に近いと思うはずだからです。

実際、毎月振り込まれていた月給は辞めたと同時にストップします。辞めたあとに、本当に振り込まれなくなったかどうかを、わざわざ銀行口座をみて「あぁ、確かに振り込まれていない」と確認した…という「独立あるある」の話もよく聞くほどです。

家族がいればなおのこと、「大丈夫かな…」と思わないほうが不思議というものです。このあたりは、独立して数年以上やられている方と話をしてみれば、みな「お腹が痛かった…」といった話をされるに違いないでしょう。

スタートしても、スグにお金が手に入る訳ではありません。どこかに勤めれば月給が振り込まれますが、商売を始めたのなら注文がない限り入金はゼロです。ご注文をいただいて売上が立ち、しばらくしてやって売上金が入金されて…という、気の長い話が必要なのです。

商売なら当然と言えば当然ですが、注文がなくて何カ月…というケースも珍しくありません。ここをどう凌ぐか…は、まさに苦労話のオンパレードになったりする部分です。

一方で、「でも、あれほど楽しかったこともなかったかも…」というお話も、同時に聞けたりするから不思議です。もちろんこれは、ある程度上手くいった方からでないと聞けないかもしれませんが、あれこれ考えて必死にやって、そして突破口を見出して…という経験は、形容しがたい無常の喜びになったりするからです。

「誰かに指図などされずに、自分の思い描いた道を歩く」、文字にすればたったこれだけのことですが、そのインパクトは絶大です。

商売の楽しさを一度経験した人は、失敗しても何度でもチャレンジしようとするのは、この素晴らしさに一度触れたら、窮屈な世界では暮らせないからとも言えます。

この手の話をしたとき、「自分もそう思う」という人と「そうは思わない」という人がいます。わかれて当たり前です。しかし、一つ押さえておくべきは、上手くいった人からの話を聞いてみてから判断すべき…ということです。

理由は単純です。本当の楽しさ、喜びは、「やったことがある人からでないと絶対に聴けないし、分からない」からです。

変な話、「スリルと快感は同居する」ということは、小さい頃から経験してきているハズです。小さいころはジェットコースターがとても怖くて、「あんなのには絶対に乗らない!」と騒いでいたのが、いつしか大きくなるにつれ「キャー!」と喜んで乗っていたり。

怖いのに楽しいという、矛盾するような感覚がある…と言えば、「ビジネスをジェットコースターと同じに言うな!」と叱られそうですが、それでも一つ言えることは、「乗ったことがなければ本当に怖いかどうかすら分からない」という事実です。

傍からジェットコースターを見ていて、「乗っている人がキャーキャー言ってて、あれは怖いに違いない!」と思っているのは誰か…ということです。そう、乗ったこともないのにです。

ジェットコースターに乗らない程度なら大した話ではありませんが、もし、自分がやってみたいビジネスや一歩を踏み出すことに対して「勝手に断じて」いるとしたら…。ジェットコースター同様、「命までは取られない」のに、巨大な妄想による恐怖で自分を縛り上げておいて、後でもし後悔したら、これは余りにももったいない話と言わざるをえません。

冒頭のコンサルタント起業をされた方も、スタート時になかなか受注ができずにもがかれていましたが、様々に知恵を絞り、対応策を繰り出してようやくポツポツと受注ができるようになった方です。

だからこそ余計に、コンサルタント業の楽しさ、面白さを存分に味わわれて、「始めて良かった!」という言葉に凝縮されているのだと思います。

何かを得るためには、当然ながらそのための「一歩を踏み出す」必要があります。リスクを伴った一歩かもしれませんが、そこにはそのリスクを軽減したり上手く乗り切ってきた人たちの先達の叡智を活かす方法があります。

冷静に考える時、現状と比較して何かを失うものが少なければ、それだけ有利ですし、何かしらビジネス上すでに持っているものがあるならこれは凄いアドバンテージです。抱えるものが巨大でゼロからスタートという人と比較すれば、どれだけ恵まれているか…ということですが、そのことに気づけるかどうか…。

3年経ってふと振り返ったとき、「何も変わっていない…」と思うのか、「やって良かった!」と思うのかは、まさに現在の自分次第です。そしてその選択によって、5年後、10年後…、加速度的に未来に大きな差が生まれていきます。

あなたはどうしますか?
 あなたは一歩を踏み出していっていますか?

著:五藤万晶

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