がんばれコンサルタント! 第478話:表の道を歩ける人と、そうでなくなる人の違い

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「ゴトウさん、これちょっと見てくださいよ、ウチのサイトの文言をほとんどそのまま流用している奴をみつけたんですが…」── もう5年以上前に、コンサルタント起業されている、お仲間からの言葉です。

かなりご機嫌斜めのご様子で、言葉の端々に怒りがにじみ出ていましたが、理由はくだんのとおり、自分のサイトに掲示している文章を相当部分コピペして流用している人を見つけたからというもの。

お持ちになっていたノートパソコンで見せてもらったのですが、なるほど、これは怒るのも無理もない…というレベル。一言でいえば、「レベル低っ!」というコピペぶり。

この「がんばれコンサルタント!」でも、過去何度も「マネ」「コピペ」「パクリ」…などについて、「絶対にやってはならない」とお伝えしてきています。自分独自のコンサルティングを展開して大いなる活躍を望むなら、もう「初めの一歩」的、当たり前のことです。

極めて重要なことだからこそ、何度も申し上げています。なにせ、コラムを最初からずっと読まれてきた方ばかりではないので、時折、こうして申しげて啓蒙活動している訳です。

こんなことをいちいち書かなければいけないこと自体、本当は嘆かわしいことです。そもそも自社サイト内の文章一つ書くのにも、いちいち他人が考えた文章をパクってこなければならないとしたら、それはもう、「自分の頭で何も考えられない人」の証明であり、この時点でコンサルタント失格という話です。

そんなことはない! というのでしたら、はい、自分で考えて書けばいいだけの話です。それができないからパクったのでしょう。

パクってない、真似ただけだ…なんて、まさか言い訳しませんよね? それ、経営者の前で言えますか? 「私は他人の書いた文章を真似るために、そこから流用して自社サイトに文章を載せただけです…」と。堂々と言えるならやればいいでしょう。

笑えるのは、その手の人は突っ込まれると急に静かになることです。所詮は「バレない」と思ってコソコソやっていた訳で、その姑息さが最大の弱点になっていることに気づいていないのです。

最大の弱点とは、ズバリ「自分の頭で考えられなくなることの弊害」です。たかがウェブサイトの文言のコピーと思っているかもしれませんが、その気楽にパクっている癖が、コンサルタントとして最も重要な「自ら思考する」ことをどんどん劣化させていくことになります。

大事なことは、「思考すること」と、「探すこと」では、頭の使い方がまるで違っており、一旦探す癖がついてしまった人は、「自らの頭で考えることができなくなる」という現実があります。どこかに答えや参考になるものがあるはず…と、すぐに探し始めるのです。一種の麻薬みたいなもので、「自分で考える…」がどんどんできなくなります。

これは、お勉強がよくできたタイプにありがちなのですが、正解を探して覚えようとする思考です。何か参考になるものを探す→ パクる → 同質化する → 競合する → また探す → パクる → 無限ループに突入するというお決まりのパターンにはまります。自業自得なだけに、しかたがありません。

先生業でも、自分の頭でが考えられない人だと、パクリを肯定しようとします。自分がパクらないとやっていけないから自己肯定しないと矛盾が起きるからです。「参考例です」「これを覚えてください」「マネしてください」「マネはいいことです」…と。

学生時代の答えが決まった問題を解いているのであればいざ知らず、ビジネスの世界でまだそれをしているのか…という話です。新人教育じゃあるまいし、ビジネスの世界、それもコンサルティングという高度な領域においては、決まった答えなどなく、考え抜いて新しい解をつくりだすからこそ、存在価値がある訳です。それをしないから永遠に同じところをグルグル回るのです。

そもそも、自らの経験を活かして、知識や経験、ノウハウ…といったものを体系化して独自のコンサルティング指導する…といっているコンサルタントが、他人の考えた言葉を「自分のものとして使っている」としたら、これは間違いなく盗品を売っているのと同じ…ということです。

一つ言えることは、今はバレていないことでも、数年後、あるいは10年、20年経った後に、「パクった人」としていずれ白日の下にさらされる日がくる…ということです。因果応報ではありませんが、オリンピックがらみでも、何人もの人が過去を暴かれ、消えていったか…。

パクった人は、どれだけしらばっくれたところで、いずれバレると断言しておきます。自分が忘れてもサイトのいたるところにパクった痕跡が残っているからです。照合すればすぐに分かります。人のアイデアや知恵を盗んだ人として引きづりおろされたくなければ、すべて消すか、最初からパクることを絶対にしないことです。

自分のビジネスを、自分で考えれるようになっていくためには、その最初の根幹となる、「雪だるまの芯」が絶対に必要となります。これが揺らいでいたり、カタマリになっていないと、結局他人のモノマネに身をゆだねることになります。コンサルタントの場合、これがコンサルティングの体系化です。

他人のモノマネやパクリで、本物や一流になることは絶対にありません。所詮は二番煎じや盗人だからです。隣に本物が来たとき、コソコソと退散するしかありません。それがパクった奴の宿命というものです。

自分が本当にオリジナルであれば、誰が隣に来ようが堂々としていられます。何も後ろめたいことがないからで、実に当たり前のことです。どうせ歩くなら、道の表を堂々と歩きたいと思いませんか?

当社は、自分のコンサルティングを確立させて、独自の道を「堂々と歩きたい」、「誇りにできる、オリジナルのもので羽ばたきたい」「自分の半生を活かして、報われる報酬を手にしたい」…という気骨あふれる方を真剣に応援します。

次は、あなたが本物として活躍する番です!

著:五藤万晶

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