がんばれコンサルタント! 第576話:「いいように使われていた…」と思ったら吉日という話

●最新セミナー情報

大好評「コンサルタントのための5大戦略」セミナー2025年7月、9月…受付中。絶賛90回以上の開催。「オンデマンドWEBセミナー」は、深夜早朝も随時参加でき好評です。詳しくは「セミナー情報」を参照ください。

●好評書のご案内

最新刊『コンサルタント商売を成功に導く“5つの仕組み”の整え方~知識・経験・ノウハウ、「カタチの無いモノ」を売る極意~』『売れるコンサルタントになるための営業術〈新装版〉』、セミナー収録ダイジェスト判CD等を発売中。詳しくは、書籍・CDのご案内を参照下さい。

「ゴトウさん、この前、お世話になっていたところからの依頼があったので、率先して受けたんですけれど…」── 次のビジネス展開について相談したい…と、先日、当社の新事務所にお越しになられた方のお言葉です。

なんでも、加盟している団体から協力してほしい…と打診があったそうで、長年お付き合いしてきたこともあり、「はい、喜んで!」と、自分がやってきた事柄を包み隠さず披露することにしたとのこと。

問題は、そのときいただいた報酬? で、むしろゼロのほうが良かったと思わず言われるだけあって、「クオカード2千円分ですよ!」とは、さすがに驚きを禁じ得ない方向に…。

この手の話が出た時に、「なんだ、結局カネが欲しかっただけでしょ?」とか、「綺麗なこと言っててもお金なんだ…」みたいなことを言う人が結構いたりします。

まあ、誰がどんなふうに思うかは、その人の勝手なのでそれはある意味どうでもいいのですが、一つ言えることは、「そういうことを言って分かった風なことを言っている人ほど、自分がそうした目に逢うと、気が狂ったほど怒り狂う」ということだけは間違いない、ということです。

自分を安全な場所に置いたまま、高所から下界を見下ろすがごとく「綺麗な正論」を吐いていれば済む守られた世界にいる人たちからすれば、「何を分け分からんこと言っているんだ」のごとく、カネカネ言うな、下品だ…と言うのでしょう。

しかし、そういう人たちに限って、いざその土台が揺るぎ始めた時、おぞましいほどまでに下品に身の保全、保身に奔走して、「自分のことだけを考えて安全な場所に移動する」ということは、笑えるくらいに世の中の現実だったりします。

実際、会社でナンバーツーだの実力者だの言っていた人が、いざ会社が倒産する…という局面になると、びっくりするくらいに蜘蛛の子を散らすがごとく一瞬で会社からいなくなったりします。経営トップとナンバーツーでは、1位と2位でなどではなく、100対ゼロでしかないのは、こういう局面をみたことがあれば、一瞬で分かる話です。

話を戻せば、団体の存続のための要請…として、その実績と実力のある人に協力をお願いをするとして、どういう計算をすれば「実力者に2千円でそのノウハウを話してもらえる」と考えるのか?という話です。

結論から申し上げれば、「馬鹿も休み休み言え」ということになりますが、一方で、そもそも論として言えば、「ああ、いいように使われていたんですね」ということに気づかせてもらえた…ということなのです。

ここは重要なポイントです。「怒り」とか「極めて不愉快」ということが起きた時、もっと言えば、なにか収まりがつかないような感情が起きた時、それは明確な「サイン」と感じれるかどうか…ということです。

単に「ふざけるな!」と思うのも勝手ですが、どこか、自分の置かれている「場」や「やり方」に強烈なズレが生じてきている可能性がある…とも言えるわけです。

それを教えてくれているのを、どう捉えるか…という話です。もちろん、それがすべて正解かどうかも一切分かりません。単なる偶然かもしれませんし、無駄な勘ぐりかもしれません。

しかし、普段から真剣にビジネスに向き合ってしっかり仕事をしている人であればこそ、「何とも言えない感情」が起きたときこそ、「サイン」と捉えたほうがいいでしょう。それだけ真面目にやってきたいて、普段そんな特別な感情をもったことが無いはずだからです。

このきっかけは、多くの創業経営者の方々が経験しているものの一つです。何か理不尽さを感じたり、えも言ぬ不快さから発奮して、会社を興した…という方は少なくありません。

自分のビジネスを興す、自分のやってきたことを活かして商売を始める…ということを考えるとき、この動機は、決して間違っていないどころか、当社では「良いきっかけ」とお伝えしています。

もちろん、不機嫌になるような状況をお聞かせいただいた際に、「それは良かったですね~」と申し上げると、「なんでですか!!!」と、火に油を注ぐようなことになることも珍しくありませんが…笑 それでもしばらくすると、「なるほど…」と皆さん冷静になっていかれます。

重要なことは、この感情を大切にできるかどうか…です。なぜなら、その感情こそプロに通じていく道だからです。言葉は悪いですが、素人考えの延長では、「素人に毛が生えた程度の領域」にしか行くことができないのです。そもそもの動機も感情も素人だからです。

一方で、強烈な感情を得たことがある人は本当にラッキーと言えます。「あんな想いは嫌だ」と自分で素人の領域を容易く越えていく原動力を発するからです。

そう、強烈な負の感情は、洗脳や魔法が解けて、本当の自分が目覚める瞬間です。
あなたは、自分の本当の価値を知りたくありませんか?
その価値を報われる報酬に変えたくありませんか?

当社ならそれができます。次はあなたが活躍する番です!

著:五藤万晶

●コラムの更新をお知らせします!

コラムはいかがでしたか? 下記よりメールアドレスをご登録いただくと、更新時にご案内をお届けします(解除は随時可能です)。ぜひ、ご登録ください。

がんばれコンサルタント!- 無料メールマガジン登録 -


●好評セミナー開催中!

開催実績90回以上。売れるコンサルタントになるために、具体的にどう活動していけばいいのかを分かりやすく解説する実務セミナー。「まさに、眼からウロコ!」と絶賛。 詳細→ こちらを参照


 

●書籍、最新刊発売開始!

『コンサルタント商売を成功に導く“5つの仕組み”の整え方』~知識・経験・ノウハウ、「カタチの無いモノ」を売る極意~

ンサルタント商売の成功に直結する「カタチの無いモノを売る」ための、整えるべき「5つの仕組み」づくりを初公開した注目の書。コンサル商売の本質と全容を示し、圧倒的に有利な展開を実現する最重要の「キモと廻し方」を、豊富な事例を交えて具体提示!詳細→ こちらを参照