がんばれコンサルタント! 第484話:コンサルタントとして成功する人に共通する思考

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「ゴトウさん、やっと制限解除ですね、街に人が戻ってくるといいですね~」── 当社事務所にご相談にお越しになられた旧知のコンサルタント仲間の方のお言葉です。

やっとといいますか、ようやく…と言うべきか、「緊急事態」というものの制限が解除になりました。それも全国各地一斉ですから、実に晴れ晴れしい感じですが、直近の関心事は、人が返ってくるのかどうか…ということでしょう。

というのも、この1年半以上もの間、まるで「外での飲食は悪」と言わんばかりの風潮を浸透させられてきただけに、制限が解除になったからと言って、「よし行こう」という人が以前と同じだけ戻ってくるか…と言えば、残念ながらそうはならない…と思われるからです。

理由は単純で、一度、「行動様式」なるものが変わってしまえば、一定比率、前には戻らないという人が当然出てくるからです。簡単な話、一週間の中で行動するパターンが変わってしまえば、前行ってたところには行かなくなる…という話です。

面白いといいますか、不思議といいますか、世の中的には、「制限が解除されれば、そのうち、また前のお客さんが戻ってくる」と思っている人が多かったりすることです。だから戻ってこないでしょ、という意味ではありません。これは、街に人が戻ってくるかどうか…という話とは、似ているようで違う話を言っています。

マクロとミクロ…などと言うと、どうもややこしそうな話に聞こえてきますが、要は、一般論と個別の話は違う、特に自分のこととは全然違う…という、シンプルな話です。

世の中景気が良くても自分の収入が減っていたら困る訳ですし、逆であれば、景気が悪くたって関係ない…となります。それが世の現実だったりします。

自分の財布が痛まない人たちは、他の人が苦しんでいようがお構いなし。年金暮らしや公務員、大手企業に勤めている人、専業主婦…など、収入がなくなる…といったことに心配が及ばなかった人たちは、「もっと制限かけろ」的な人の比率が高かったのはアンケート調査からも分かっていることです。

一方で、影響を受ける状況にあった人たちの中でも、考え方や対応は大きく違っていました。「街に人がくるかどうかは世の中次第だし、自分の商売が繁盛するかどうかも世の中次第」といわんばかりの人も少なからずいました。要は、「そうしろと言われたから」とか「世の中みんなそうだから」と言われると、ほとんど何も考えずに「ハイ」と答えてしまうタイプです。

日本人は良くも悪くもこの傾向が強く、「みんな、そうしてますよ」と言われると、何も考えずにそれに従う人が多いのが特徴です。

一つ言えることは、商売の世界で、他を抜きん出て繁盛させたり、起死回生のV字回復を実現させたり、これまでなかったような新しい商品やサービスを生み出したり…ということを実現しようとしたら、「他人と同じような行動や考え方をしている限りムリ」ということです。

経営のアドバイスや、事業の成長や繁盛、クライアントの成功…を実現するコンサルタントであれば、これはなおのことで、普通の人と同じ考え方や同じような思考回路であれば、これは「常識しか期待できない」という話になります。要はいらない…ということになります。

その根底にあるべきことは、なんといっても「常識を疑う」という実にシンプルなことです。「周囲の皆が言っているから…」とか、「そう決まっていることだから…」などは、まさに典型例です。まずは「なんで?」と疑問を持てるかどうかこそ、最も重要なことと言えます。

単刀直入に訊き返してみると、「えっ?なんでって、そりゃ~・・・・」と固まったりする人が多いのも、これまた世の現実です。要は自分の頭で考えておらず、単にそう勝手に思い込んで言っているだけだったりするのです。

「なぜ?」「本当?」「誰が決めたの?」…などを普通に考えられるようになっていると、制限解除したら人が戻ってくる→なぜ? になるでしょうし、戻るとしたら、本当に?となるでしょうし、まともに考えれば先にお伝えしたとおり、返ってこない人が一定率いることくらいすぐに分かる話です。

だからこそ、制限を理由に休んだとしても、お客さんにコンタクトを取り続けているでしょうし、制限解除になっても前のお客さんが帰ってくるとは限らないし、減るにきまっているから「新しいお客さんを獲得しなければ…」と次の手を打って出る発想がでてくるわけです。

これでやっと、「前の状態に戻れるかどうか」ということが実現する訳ですが、当然、「放っておいて街に人が戻って、自分のところにも戻る」ということを期待する話とは、まるで違うことは、言うまでもないでしょう。

会社が決めたことだから…に対して、素直に従えるとしたら、それは立派な社員であることは間違いないかもしれませんが、会社の決定に「疑問をもったり葛藤したり…」という人がいるとしたら、それは、普通の思考じゃないことであり、あなたに可能性がある証拠と言えるでしょう。

ちなみに、制限解除になっても、営業時間は20時まで…といったことがまことしやかに言われていますが、そもそも論としては、「制限が解除なのに、では何の法律とか権限で?」と疑問を持たないのか…ということも重要でしょう。

人流抑制が重要と散々言ってましたが、わずかに10%から20%の人流減少なのに、この急激な陽性者減は? 確か8割減らさないと言っていたわけで、関係性は本当にあったんだろうか?といことも、まるでなかったことのようにスルーされているにも関わらずです。

そもそも、コンサルタントなんてアヤシイ商売なんだから…と思われていすし、起業なんて危なっかしいからやめておいたほうがいい…ということも、当然のように「普通の人」は思っています。

我々は、普通じゃないから存在価値があります。だから、喜ばれながら望外の報酬を手にするチャンスも大いにあります。自分がどちらのタイプの人なのか、それによって考え方もやるべき行動も大きく変わってきます。

あなたは、どちらですか?

著:五藤万晶

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