がんばれコンサルタント! 第134話:5年後に、必ず花を咲かせている人の共通点

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第134話:5年後に、必ず花を咲かせている人の共通点

20150113A

 

 「ゴトウさん、セミナーで話をしても、どうも参加者の反応が鈍いので…」──
先日、セミナー開催を始めたという方からのご相談です。

 セミナーを開いて、そこからクライアントを獲得して…という、いわゆる一つの流れを実現しようと始めてみたものの、集客で苦戦するわ契約もなかなか取れないわ…で大変とのこと。

 このご苦労に関しては、本当に自分ごとのように感じて胸が締め付けられるような思いになります。前職でも、セミナー会社で企画を立て、集客をしていましたから、「集まらなかったらどうしよう…」という、怖さは本当によく知っています。

 ドラゴンコンサルティングを立ち上げた後も、常にこの苦しい戦いとの連続です。さらに五藤を信じて門を叩いてくださった方々に、なんとしても、「セミナーが集まって、そして契約に…」を実現したいただきたいと、日々頭を悩ましています。

 起業するということは、単位こそ小さくても、企業経営となんら変わりはありません。顧客開拓ができなければ経営は行き詰まるのですから、戦いが大変なことなど、ある意味当然のことなのです。

 しかし、この戦いとは、「恐怖との戦い」と言えるものかもしれません。「ダメだったらどうしよう。上手く行った人は確かにいるけれど、それは運が良かったり、その人が特別だったのかもしれない…」というものです。

 こうした恐怖に怯えている人を、「それ見たことか…」と笑う人がいます。よく見てみると、自分は安全な場所からニヤニヤ笑っている輩です。本当に正面から戦ったことがない人たちであり、崖をよじ登ろうともしない人たちです。

 崖をよじ登ろうとするのは、誰でも怖いのが当然です。落ちたら大ケガをするかもしれませんし、死んでしまうかもしれません。本当に怖くて危ない戦いです。

 しかも、崖は一人一人全部違うものです。上手く行った人のマネをすればいいと思っている人がいますが、同じルートで崖を登るということは、人の後塵を拝することであり、要はモノマネです。

 自分にしかできないコンサルティングを確立するためには、自分で自分のルートを開拓していくしかありません。つまり基本を学ぶことはできても、自ら応用して開拓していくしかありません。隣のお店の繁盛方法は、自分のお店でそのまま使うことはできないのと同じです。

 怖くなんてない、大変でもない…とウソぶいている方が、よほど現実を直視していないと言えるでしょうし、笑いたければ笑わせておけばいいのです。

 忘れてはならないのは、そもそも、コンサルタントになる、コンサルタントとして活躍する…ということは、起業し、経営者を相手にビジネスを展開していく…ということに他ならないということです。

 コンサルタントという何か楽で格好良くて、収入のいい仕事…といったくらいに思っている人がたまにいますが、高額アルバイトの延長のようなくらいの気持ちで始めるとしたら、手痛い目に逢うと断言します。世の中それほど甘くはありません。

 起業やビジネスが大変なのは当たり前です。それだけの価値があるからこそ、大いなるチャレンジをして、勝負にでているのです。その実績をあげてきているのが、他ならぬ「経営者」の方々です。

 その経営者の方々を相手にモノ申す。自分の専門分野において指導をしようとというのが、コンサルタントなのですから、難しくて当然です。簡単な訳はありません。しかし、それが大変な分、他に替えがきかない、とてつもない遣り甲斐がそこにある訳です。

 よく、「上手くいったAさんは特別」という言葉を発するとき、Aさんの血のにじむような努力は見ずに、よく分からない「能力」だとか「運」に理由を転嫁していることに気づかなければなりません。

 登ると決めたら登る。絶対に登れる。登るまで諦めない。なぜなら、登った人がいるから…。一流に上りつめた人たちに共通することは、自分に対する努力や工夫に、安っぽい限界や見切りをつけないということです。

 経営の先輩の言葉です。「起業は棘(いばら)の道です。本当にたいへんな道です。でも、この道を切り抜けた先には薔薇(ばら)の道が待っています。」

 実に素敵で面白い言葉だと思っています。

 あなたが「やりぬく」と決めたことは何ですか?

 

著:五藤万晶

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