がんばれコンサルタント! 第713号:「〇〇とAIは使いよう」── コンサルタントが押さえておくべき道具を武器に変える技術

●最新セミナー情報

大好評「コンサルタントのための5大戦略」セミナー2026年3月、5月…受付中。絶賛90回以上の開催。「オンデマンドWEBセミナー」は、深夜早朝も随時参加でき好評です。詳しくは「セミナー情報」を参照ください。

●好評書のご案内

最新刊『コンサルタント商売を成功に導く“5つの仕組み”の整え方~知識・経験・ノウハウ、「カタチの無いモノ」を売る極意~』『売れるコンサルタントになるための営業術〈新装版〉』、セミナー収録ダイジェスト判CD等を発売中。詳しくは、書籍・CDのご案内を参照下さい。

「ゴトウさん、こんなのつくったんですよ…」── 先日、親しいコンサルタント仲間から早朝にポンっと連絡が。なんでも、AIを使ってご自分のコンサルティング分野についての新しい道具をつくっているのだとか。

最近は、どこでもAIの話題でもちきりです。先日伺ったあるセミナー会場のロビーでも、実に嬉しそうな表情で、スマホの画面を見せながら熱弁を振るっている人がいました。「これまで手作業で2時間かかっていた分析が、10分で終わるんですよ!」と目を輝かせています。

確かに、昨今のAIブームは凄まじいものがあります。連日のようにメディアでは「AI革命」だの「生産性向上」だのと騒いでいたりします。

しかし、興味深いのは…同じAIという道具が目の前にあっても、人によってその使い方が驚くほど違うということです。もっとハッキリ言えば、「使う次元がまるで違う」と。

ある人は検索エンジン代わりにつかっていて、「〇〇について教えて」と質問すると、すごく便利に回答がくる…という話で、まさに高機能なGoogle検索という感覚だったりします。

別の人は作業効率を上げるレベルで活用していて、資料作成の時間短縮、定型業務の自動化など、これはこれで大いに助かる話に違いありません。

そして一方で、「これまでに無かったものをつくる」ために使っている人もいます。冒頭の方はまさにこの使い方なのですが、要は同じ道具でも使い方は、まさに天と地ほどの差になる…という話です。

言葉は悪いですが、昔から、「〇〇とハサミは使いよう」──という言葉があります。同じ道具でも、使う人によってまるで違う結果を生み出すということは、誰でもしっているに違いありません。

スマホを持っていても、ゲームをする程度にしか使っていない人もいれば、一台の端末をきっかけにビジネスを起こしていく人もいるのが現実です。AIもまったく同じです。AIも数ある道具の中の一つに過ぎないからです。

あるコンサルタントの方は、AIを使って「顧客の潜在ニーズを可視化するシステム」を構築しています。従来なら経験と勘に頼っていた部分を、データと仮説検証のサイクルに変えるものです。

クライアントの成果が格段に向上し、コンサルティング単価も上がります。これは単なる作業効率化ではありません。「これまでできなかったこと」を実現するためにAIを使っているのです。

一方で、AIを検索エンジン程度にしか使えていない人たちもたくさんいます。なぜそうなってしまうのか…。理由は明白です。「自分は何のビジネスをしているのか」「何の核(コア)を持っているのか」が曖昧だからです。

道具というのは、明確な目的があって初めて威力を発揮します。包丁は料理という明確な目的があるから切れ味が重要になる。ハサミは切るという目的があるから形状が決まる。目的なき道具は、ただの金属の塊にすぎません。

AIも同じです。「何を実現したいのか」「どんな課題を解決したいのか」「クライアントにどんな価値を提供するのか」──この核がなければ、道具を使って新しいものをつくることなど不可能なのです。

作業者に渡すと、AIは「作業効率を上げる程度」にしか使えません。これはこれで確かにすごいことには違いありません。しかし、その本質とは「スピードアップ」や「コストダウン」と同じだということも理解すべきでしょう。そう、付加価値は何も上がっていないのです。

事実、ビジネスをやっている人なら、これまでできなかったこと、やれなかったこと、無かったことを実現するために使おうとします。ここに、コンサルタントとしての真価が問われる分水嶺があるのです。

AIという道具を手にして、単なる便利グッズで終わらせるのか。それとも、これまでに無かった価値を生み出す武器に変えるのか。その違いは、あなたが持っている「核」の明確さにかかっています。

重要なことは、AIという新しい道具が登場した今だからこそ、改めて自分自身の「核」を見つめ直すタイミングが来ているということです。自分は何のプロフェッショナルなのか。どんな問題を解決し、どんな仕組みを構築する専門家なのか。この答えが明確かどうかで、AIがあなたの武器になるか敵になるかが変わります。

今、多くのコンサルタントがAIの波に飲まれそうになっています。「AIに仕事を奪われるのではないか」という不安を抱いている人もいるでしょう。

しかし、優れたコンサルタントは、AIを脅威ではなく機会として捉えています。自分の核を明確にし、それをAIという道具で拡張することで、これまでにない価値を生み出していけるようになったからです。

結局のところ、道具は道具でしかありません。それをどう使うかは、使う人のレベル次第です。大切なのは、道具を使いこなすための「核」を持つことであり、その核を明確にした上で、AIという道具を自分のビジネスに最適化していくことです。

あなたは、自分のコンサルティングの核を明確にできていますか? そして、その核をAIという道具でどう拡張していこうと考えていますか?

著:五藤万晶

●コラムの更新をお知らせします!

コラムはいかがでしたか? 下記よりメールアドレスをご登録いただくと、更新時にご案内をお届けします(解除は随時可能です)。ぜひ、ご登録ください。

がんばれコンサルタント!- 無料メールマガジン登録 -


●好評セミナー開催中!

開催実績90回以上。売れるコンサルタントになるために、具体的にどう活動していけばいいのかを分かりやすく解説する実務セミナー。「まさに、眼からウロコ!」と絶賛。 詳細→ こちらを参照


 

●書籍、最新刊発売開始!

『コンサルタント商売を成功に導く“5つの仕組み”の整え方』~知識・経験・ノウハウ、「カタチの無いモノ」を売る極意~

ンサルタント商売の成功に直結する「カタチの無いモノを売る」ための、整えるべき「5つの仕組み」づくりを初公開した注目の書。コンサル商売の本質と全容を示し、圧倒的に有利な展開を実現する最重要の「キモと廻し方」を、豊富な事例を交えて具体提示!詳細→ こちらを参照