「ゴトウさん、ここのところの制…
がんばれコンサルタント! 第695号:コンサルタントが絶対に押さえておくべき、AI以上に重要な〇〇化の視点

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「ゴトウさん、お陰様で売上目標を達成しました!」── 久しぶりにご連絡いただいたのをきっかけに、お祝がてらのお食事と一杯をしていた時にでてきたお言葉です。
かれこれ8年ほど前、コンサルタント起業を目指して当社のセミナーにお越しになられた方で、その後、グループコンサルティングで自らのコンサルティングを固めてスタート。
ある業界で着実に実績を積み重ねてこられた努力家の方です。初めてお会いした頃の真剣な眼差しを思い出しながら、年月の重みを感じずにはいられませんでした。
お祝いというのは、「ついに大台に乗ったんですよ」という嬉しいご報告をいただいたからです。「それは素晴らしい!」── ということで、乾杯の音を響かせることになったのですが、努力が実って節目の数字を達成されたというのは、関わった者としても本当に嬉しいことです。
当社は2012年の創業ですが、気づけば1億円プレーヤーも10名に達するようになりました。新聞やネットを見ても、世に関わった多くのコンサルタントの方々が連日のように活躍しているのを目にします。
今後も当社は、大活躍するコンサルタントの方々を応援すべく活動を続けていきますが、十年以上を経た今、創業当時から当社では重要視してきた「コンサルタント商売のポイント」があります。
それは、昨今AIの進化が目覚ましく、その活用が話題に上ることも多いですが、ある意味、AI以上に重要とさえ言えます。何かといえば、ズバリ「自動化」です。
なんだ自動化か…といった声も聞こえてきそうですが、工業的な自動化は盛んに行われてきましたが、ビジネスにおける情報やイメージ、文字がらみのもの…などにおける自動化は、意外と自動化が進んでいません。
理由は単純です。文字情報の裏にあるITやクラウドというような部分において、ビジネスに関わる人が、それはシステム屋の仕事、ITの仕事、プログラマーの仕事…と勝手に思い込んで置き去りにしてきた面が大いにあるからです。
重要なことは、AIが「考える力」だとすれば、自動化は「動かす力」。後者がなければ、いかに賢いAIを導入しても、成果を現場で生み出すことはできないという点です。
簡単な話、どれほど優れた回答を出せるAIを使っても、それをいちいち別の指示で動かしたり、他のツールにセットしたりしなければならないようでは、「便利ではあっても手間は残る」ということが起きます。つまり、“考えた結果が実行に移される仕組み”がなければ、効率化の本質には至らないのです。
たとえば吸引力のすごい掃除機を買っても、自分が動かさなければならないなら、「掃除の時間を短縮できる」程度の話でしかありません。どれだけ賢い道具であっても、それを自動で動かし続ける「流れ」や「設計」がなければ、根本的な変化は起きないのです。
ビジネスにおいては、速さも重要ですが、それ以上に「放っておける」「他のことができる」「頭を切り離せる」という状態をつくることが、経営上きわめて大きな意味を持ちます。“思考の余白”を生み出す仕組みが、次の挑戦や創造を生み出す源泉だからです。
新事業、新ビジネス、社長の新しい挑戦…。こうしたものは、スピードよりも「任せておける仕組み」があるかどうかで成否が決まります。ノロくても任せておける──この状態を作れるかどうかが、ビジネスを持続させる最大の分岐点なのです。
コンサルタント商売の多くは一人ビジネスです。このため、この視点が欠けると「仕事が増える=忙殺される」という単純な構図が成立、拡大していきます。結果、売上が伸びると自由がなくなり、精神的な疲弊を招く。実際、成長過程でこの罠にはまる人が後を絶ちません。
社員数がある程度ある会社の場合、業務の大半は社員が担いますが、儲かる会社はこれを「少数精鋭」で回し、より高収益を生む仕組みづくりに必ず着手します。これがなければ単なる肥大化に陥るからです。
一人ビジネスにおいては、その極限を実現できるかどうかが勝負です。付加価値の高い部分だけを自らが担い、それ以外を「自動化」という仕組みに任せる。この実現こそが、一人ビジネスの収益性を増大させるカギになります。
さらに、この自動化の視点は、当然ながら指導先やクライアントにも波及します。自らが仕組み化できていないコンサルタントが、他者の仕組みを設計できるはずがありません。自社の商売を“教材化”できるほど仕組みに落とし込んでこそ、真の説得力が生まれます。
自分の商売に独自の武器を持ち、ビジネスを最大限に回せる仕組みを整えたとき、それまで見えていた売上の壁、時間の壁、業務の壁を一気に突破することができるようになります。まるで堰を切ったように流れが変わる──その瞬間を、何人ものコンサルタントが体験してきました。
あなたの現状のビジネスは、真の成長軌道に乗せられていますか?
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