がんばれコンサルタント! 第544話:コンサルタントとして成功する人たち、失敗する人たちの共通点

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「ゴトウさん、コンサルタントとして成功していく人に、何か共通点ってあるんですか?」── 先日、グループコンサルティング終了後に、皆で一杯を楽しんでいた時にでてきたご質問です。

昔からというと何ですが、この手のご質問はよくいただくものの一つなのですが、恐らく各業界といいますか、その分野ごとに、成功法則的なものを聞いてみたいというのは、ある意味当然のことかもしれません。

スポーツならスポーツの、学習塾なら学習塾の、営業なら営業の…といったところですが、当社はコンサルティングビジネス専門のアドバイザリー機関ですので、コンサルタントとして成功するための…という話です。

当社は創業して10年以上になりますが、のべ400人以上の方々と直接関わってきましたので、このあたりについては申し上げることができると思います。一方で「化ける」人がいることも事実です。

正直、最初はあまりパッとしない印象だった方が、途中から何か雷にでも打たれたかのように変わって、メキメキと伸びていって…というパターンです。一方で、残念ながら逆のケースもあります。

何がそうさせるのか…というのは、結構難しいところもあるのですが、いずれにしても一番大きい要因としてあげられるのは「思考」だと当社では考えています。要は「考え方」ということです。

当たり前のようなことを申し上げていますが、この「考え方」というのは、俗に言う「頭がいい」とか「知識がある」などの意味ではありません。文字通り「考え方」であり、目の前に起きたことはじめ、過去や未来に対して「どう感じ、どう考えるか?」といったものになります。

思考一つですべて、見え方も取り組み方も、もっと言えば生き方も変わってしまうからです。そして重要なことは、状況は常に変化する…ということです。

ビジネスにおいても、常に状況は変化しますし、まったく新しいことや考えてもみなかったことが次々起こるのが、この世界の現実です。ここで本を読んで学んだことや、誰かに聞いて覚えたことで対処しようとしても、新しい変化には当然ながら対処できないことが多発することになります。

問題はここから先で、「では、どうしようか?」という話で、ここから脳みそがフル回転で「ワクワク」するタイプと、思考が停止してしまって「ソワソワ」するタイプに分かれていってしまう…のです。思考によって人は制御されているからです。

どちらがどう…は、言うまでもないことだと思いますが、この違いは頭の中だけに見えないかと言えば、そんなことはありません。それはズバリ「口癖(くちぐせ)」に現れるからです。

特徴的なものには、「でも」というフレーズがあります。何か会話をしていても、「でも、〇〇が起きたら…」「でも、うまくいかなかったら」、「でも、自分には■■がないので…」といった、いわゆる「でも、~~なので、できない」の構文の癖です。

思考にしみついている場合、文字通り「無意識」で使っていることが多いため、本人に自覚症状がなかったりするのがこの口癖のやっかいなところです。

こうした人は、ほとんど「おはよう、それで…」くらいのレベルで「でも、」と言っていたりする訳で、もはや否定しなければ会話も始められない?!ような面倒な人もいるくらいです。

この、「でも」は用法は違えど、さらに別のところにも顔を出してきます。「〇〇でもやってみるか…」というような場合です。日常生活で、「ランチでも行くか~」くらいの使い方なら、特に問題ないかもしれませんが、これが、「独立でもしてみようか」とか「コンサルタントでもやってみるか」とかになってくると、相当危険と思ったほうがいいでしょう。

理由は単純です。最初から「本気とか真面目にやらないポーズ」で誤魔化そうとしているのが見え見えだからです。語弊を恐れずに言えば、そんなに能力がないと自分で分かっているが、失敗したときに恰好が悪いので、「いやちょっとやってみただけ」と前もって「本気出していない」という体面をつくっているという話です。

残念ながら、この手の人は、それがクセになっていて、何をやっても上手く行かないため、ますます防御的に「〇〇でもやってみて…」を繰り返すことになります。

ちなみに、本当に能力もやる気もある人の場合、コンサルタントとして立つなら「コンサルタントとして成功したい」と言いますし、仮に本業以外にコンサルタントを考えるときなら、「コンサルタント(も)やりたい」などと言ったりします。

わずかに「で」がつくかどうかの違いと思う人も多いかもしれませんが、思考から出てくることだけに、実際その後大きな差になっていくのです。

そもそも論として、クライアント先、つまりお客様から自分がどう見えるのか…ということすら考えずに、独立やコンサルタントになりたい…ということを口にする人は、まずもって「考え方」を正していく必要があるでしょう。

自分がラーメンを食べるとき、「なんか別に何でもよかったんですけどね、ラーメン屋でもやってみようかと思って…」と聞かされたらどうでしょうか?

同じく、「コンサルタントでもやってみようかなと思って始めたんです」と聞かされたクライアントは、あなたのことをどう思うか?

多くを言うまでもなく、ちょっとした言葉一つにも、人の思考は如実に表れてきます。あなたが使う言葉でクライアントが鼓舞されることもあれば、その逆もおきたりします。当然ながら自分自身への言葉で、自分が成功していくかどうかも変わっていくことになります。

あなたは、どんな口癖がありますか? それはビジネスを成長させていく方向性のものですか?
当社は言葉に、こだわります。そして応援します。

著:五藤万晶

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