がんばれコンサルタント! 第515話:成功する人に共通する、自分のビジネスへの捉え方、考え方

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五藤先生の門を叩いて、5年。長かったですが、なんとか3000万に到達しました!」── 先日、コンサルタント仲間のお一人から、わざわざご報告をいただいた嬉しいお言葉です。

コンサルタントとして年商3千万円は一つの夢であり、そして到達したい通過点の一つでもあるでしょう。5年は確かに長く感じるに違いありませんが、この2年間のコロナ禍の逆境を考えれば本当に凄いことですし、お勤めを辞めてコンサルタント起業という「ゼロからの達成」ですから、言葉以上の重みがあり、大変な努力を伴っていることは間違いありません。

言うまでもなく、このご時世に成長していく難しさは、周囲を見回してみれば誰にもわかることと思います。「実現したい高見」に対して、なすべきことを着実に行っていくことで実現できるという見本とも言えるでしょう。

ますますのお仕事繁盛を祝して、激励のお言葉をお贈りしたのですが、実はいつもこの手の話になったときに思うことがあります。

それは、ビジネスを5年、10年、20年…のスパンで本当に考えているか? ということです。このことは想像以上に重要です。

「そんなことは当たり前でしょ、考えているよ!」と声が聞こえてきそうですが、では「実際にどんなことを考えて進めているんですか?」と伺ってみると、返ってくる答えは、思わず首をかしげてしまうものが結構な確率で多いのです。

もちろん当の本人は大真面目だったりします。しかし首をかしげてしまうのには理由があります。それは、「自分のやりたい事」の話ばかりだからです。

ちょっと冷静になって考えてみれば、これから5年、10年で「やりたい事のリスト」と、「自分のビジネスをどう組み立てていくか?」は、まるで違う話ということくらい、中学生でもわかるハズです。

ところが指摘しても「???」という顔の人がいたりするのには、こちらが逆に驚かされるのですが、一つ覚えておかなければならないことは、「ビジネスの荒波は、この違いを理解していようがいまいが、極めて平等に襲ってくる」ということです。

「10年に一度は大きな変化や逆境がやってくる」…とは、ビジネスの世界では当たり前のように言われているお決まりの標語のようなものですが、では、現実的に何か実際に対策を考えて手を打ってきましたか?(過去形)と問われたとき、何と答えるのかという問題です。

やりたいことのリストは、「願望」としてとても大切なものです。これは当社でもよく申し上げていることで、楽しいから商売をするのであって、なにか苦役や労働のように考えるとしたら、そもそもどこかに間違いがある証拠です。

ですから「やりたいこと」を列記すること自体、問題などあるはずがありません。何よりやる気がでてくるでしょう。よし、がんばるぞと。

しかし、自分のビジネスを「強くしていく」、「倒れないようにしていく」、「もっと色々な商品やサービスで貢献できるようにする」…といった、しっかりとした「商売」や「ビジネス」に成長させていくためには、何をしなくてはならないのか…をハッキリさせ、それを一つ一つ実行していかなければならない、という「現実の組み立て」が絶対に欠かせません。

ここには、当然ながら理論や理屈が存在し、どの順番で組み立てていくか…という「全体構成の把握と手順」というものがわかっている必要があります。単に並列的に願望を並べても、土台が無いところに上物は建たないのと同じです。いつまでたっても同じ階層でグルグル回ることになります。これこそが、体系化をした人としていない人の、決定的な違いです。

ビジネスにおいて、10年に一度の逆境にも耐えられる、もっと言えば「ものともせずに成長していく」ためには、根本の考え方として「自らのお客様を、自ら開拓できる仕組みを持つ」という、実に当たり前のことを一歩一歩、築いていくことに尽きます。

これを強いビジネスモデルと言い、強い商売、強い仕組み…と言います。他人に依存した売上とは違い、他人に依存した商売とも違い、他人に依存した仕組みとも違うからです。

これが出来ていないと、何時までたっても誰かどこかに依存したビジネス構造となり、何かのきっかけそこからのルートが途絶えると、一発で詰まってしまう…ということが起きます。10年に一度の荒波の怖さです。

冒頭の仲間のコンサルタントの方は、「それでもまだ、確立できていません」とお話されていますが、その言葉が意味するところは、「自分が築き上げなければならない仕組みが見えている」ということに他なりません。

自分が構築すべきものが見えずに、何となく稼げているとか稼げていない…といった、ぼやっとした状態でやっていると、本当の荒波がきたときどうなるか…。

自分が本当にやりたいことを実現するためには、自分のビジネスにおいて「何をやらなければならないか」を理解し、それを確実に積み上げていくことに尽きます。冒頭のコンサルタント仲間の方は、これを10年に一度の荒波の中、見事に実行されていっているのです。このことが、本当にすごいのです。

あなたは、自分が実現したいこと、やりたいことを達成するために、自分のビジネスにおいて何をどのように組み立てていけばいいか見えていますか?

がんばれSさん! そして多くのコンサルタントの方々が続かれることを応援します!

著:五藤万晶

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