がんばれコンサルタント! 第108話:自分の強みをつくりだす起点

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第108話:自分の強みをつくりだす起点

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 先週、この「がんばれコンサルタント!」のコラム100回突破を記念しまして、東京駅からほど近い八重洲にて、「一流と二流の違い」特別セミナーを開催させていただきました。

 特別講演ということもありまして、ご案内は基本的にメルマガでのみご案内させていただきましたが、全国から多くの方々にお越しいただくことができました。改めて御礼申し上げます。(特別企画等はメールでご案内中です。ご登録がまだの方は、ぜひこちらよりご登録ください

 さて、セミナー終了後には懇親会を実施いたしまして、ご参加の方々と歓談しておりましたが、コンサルタントを始めて数年になる方から、笑いながら「いや~コンサルタント業って本当に難しいですよね~」とお話を持ちかけられました。

 いわく、「クライアント先に言っていることや指導している大半のことを、よく考えたら自分ができていない!」とのこと。

 さらに、「人のことならよく分かるけれど、自分のことになるとさっぱり分からない」…とも。

 実は、弊社にお越しになられる方々の多くが、同じ言葉を発せられます。これは、もちろん自分も含めてですが、誰でも自分のことはよく分からない…という本質的なことに由来しているからに他なりません。

 自分のことを、「私はよく分かる」という人がいたら、その人は大いなる傲慢人間か、甚だしい勘違いの達人、または極めて未熟な大人…のどれかです。

 理由は単純です。客観性とは自己と離れない限り確保することができないにも関わらず、自己を自己判定する限り客観的立場を得ることは不可能だからです。

 難しいことを言うまでもなく、専門分野におけるアドバイスを受ける効能は大きいものがあります。スポーツ選手でも、トレーナーや技術指導・アドバイザーなしで、たった一人でオリンピックやプロの世界で活躍しているという話は聞きません。

 歌手でも俳優でも、プロとして活躍している人ほど、第三者の目やプロアドバイザーの力を上手に活用しています。そうしなければ厳しいプロの世界で活躍することなど、到底不可能だからです。

 これはビジネス、経営においてもまったく同じです。いかに優れた経営者であっても、外部の知恵やノウハウを上手に取り入れることができなければ事業の成長が望めなくなります。

 売上数十億円規模の自分の目の届く範囲の経営はできても、それを越えるとコントロール不能になったり、暴走が始ったりすることは、悲しくもよくある事実です。

 小さな会社でも同様です。皮膚感覚的にお客さんと接することには抜群に長けている人でも、「自社の戦略を考える」ということになると急に「そういうのは苦手でね…」となってしまう社長さんも珍しくありません。

 誰もが万能ではないからこそ、コンサルタントの存在価値がある訳です。

 ひるがえって、コンサルタント業の人に共通するのは、アドバイスをする対象としての企業や経営者のことはよく見えていて、「何の強みも特徴もない商品だと売れませんよ…」と分かっても、こと自分のことになると…という訳です。

 当社はコンサルタント業専門のアドバイザーですので、コンサルタントの方々にとってこのよく分からない部分についてのお手伝いをしている訳ですが、大事なことは、みずから客観的に見て対処することは不可能でも、「自己の発展のために足りないことに気づけるかどうか…」ということです。

 なぜなら、どうすればいいかは分からなくても、成長発展に何が足りないのか、何が問題なのか…という点に気付ければ、その点を解決できる外部の知恵やノウハウを導入すればいいからです。

 ある程度まではやっていくことはできても、次のステップ、次なるステージに上がっていくことは、客観性を欠いた自己判断だけでは困難になります。実際、伸びているコンサルタントは経営者同様、外部ブレーンの活用、自己投資に非常に積極的です。

 笑い話で話された「クライアントには言っていても、自分はできていないかもしれない…」と、気づくことは極めて重要なことです。

 実際、強みや特徴をしっかりさせずに、なんとなく「○○コンサルタント」のようにして活動しているコンサルタントの方々は大勢いますが、それで大きく活躍していくことは、強みや特徴のない会社で大きく成長したところが見当たらないのと同様、叶わぬ夢で終わることを意味します。

 気づいて笑い、手を打って進める…。

 自分のコンサルタント業を大いに成長させていくために、何が必要か、あなたは気づいていますか?

 

著:五藤万晶

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