がんばれコンサルタント! 第278話:コンサルタントとして押さえておくべき「選択」の基本的原則

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「ゴトウさん、そういえばこの前、ゴトウさんのノウハウをパクった内容で、安い値段で案内してきた奴がいましたよ…」── 先日、ご相談でお話を伺っている合間に、「そうそう…」と思い出されたように教えていただいたお話です。

マネされて、パクられて…とは、いやはや自分も随分とエラくなったものだなぁ~と変に関心していたのですが、現実問題として単純に放っておくわけにもいきません。わざわざ教えていただいた方に感謝とともに、対応を…。

さて、世の中的には、よく「マネ」とか「パクる」とか、さらにはちょっとカッコよく?!「インスパイアー」とか「TTP(てっていてきにパクる)」なんて言葉があるほどで、ある意味関心させられることも…。

しかし、冗談で言っているうちはともかく、バレるかバレないか、重大か軽微かの違いはあっても、ハッキリ言ってお世辞にも褒められないことだけは正しく認識しておくべきでしょう。理由は単純で、要するに「盗用」だからです。

世の中、単語だけを聞いていると本質が理解できていない人が多いのですが、マネとかパクりTTPとか言っている人がやっていることは、ズバリ、盗みだということです。だから、ドロボーであり、万引きであり、犯罪だということです。

そんな大げさな…という人もいるかもしれませんし、たかがマネしたくらいで…という人もいるかもしれません。果たしてそうでしょうか?

面白いもので、こうしたことを言っている当の本人も「盗んだ」という自覚はしっかりあって、そのことに「後ろめたさ」となって行動に現れます。これが、堂々と表に出て発信できない、仕事ができない…ということにつながっているのです。

簡単な話、「盗んだ商品を表立って売ると捕まる」というのと同じです。自分で考えた訳でもない他人のノウハウややり方を、さも自分のものとして表だって売ればどうなるか…。当然ですが、即効で訴えられて世の中から消し去られます。

これがコンサルタントであればどうなるか? 詐欺や盗み、違法なことをしていた人に、まともな経営者が一体、何を依頼するのか…、ということです。こんなことは、子供でも分かることです。

バレなければ…と考える人もいますが、ではこういう話を聞けばどうでしょうか?

「ウチのマネをした偽物が声をかけてきた、という方がいらしたら、チラシや録音音声など、証拠をいただければ情報料として30万円差し上げます…」

世の中、ナメないことです。コソコソと声をかけた相手も、「コイツはダメなヤツだな〜」と内心バカにしていますし、本家に情報提供してくれたりします。誰でも自分はまっとうな生き方をしたいからです。

実際、ブランド物でもなんでも、偽物、まがいモノが摘発されるのは、「心あるお客様、クライアント」からの情報がきっかけというのが大半です。

要は、うまくいけてる、バレてない…と思っているのは本人だけ。そして所詮、盗品は盗品だから、実は本人もビクビクしながら生きていたりします。

コソコソしか歩けない道を、「わざわざ」選んでしまったがために、ますます狭くて暗くて、窮屈な道を進んでいかざるをえなくなっていく訳ですが、それが嫌で表に出せば捕まるだけなので、結局コソコソするか捕まるかの二択になります。そうなったのは自業自得と言わざるをえません。

これがコピー品、紛い品、人真似、パクリ…の行く末です。その道を選んだのは、他ならぬ、自分の弱さです。

他にも、コソ泥のように相手会社の客先に声をかけて顧客を奪う営業をしたりするのも同様です。ライバル会社の悪評をネットに意図的に書いて貶めたり、社員を引き連れて辞めるの斡旋したりするのも同様です。それが胸を張って言えることかどうか…はすぐにわかることです。

誰でもわかることなのに、なぜそんなツマラナイ道を選んでしまうかといえば、「目の前の小銭」「目の前の手軽さ」「目の前のちょっとした美味しさ」…につられてしまうからです。

ビジネスに限りませんが、大事な局面、大事な判断、選択のときには、大きな基本原則があります。それこそが、「堂々と道をあるけるかどうか…」ということです。

選択基準は大手を振って道を歩けるか…。その選択によって、親や子供に対しても堂々と自らがやっていることを言えるか、顧客はもちろん、親友や知人にも堂々とやっていることを表明し、誇りを持った態度で接することができるか…

こうした基準をしっかり持っている、本物の道を歩く多くのまっとうな人からすれば、TTPなどと言っている人は、必ず「TTB(徹底的にバカにされる)」、ということです。

ウェブサイトにも、堂々と自らが生み出したことを表現できるか、考えを表明できるのか…。そしてコンサルタントであれば、堂々と、クライアントに対してそのことを伝え、指導できるのかどうか…。

あなたの生き様も、立派なコンサルティングのブランド力になります。そういうことが分からない、考えたこともない低レベルな輩とは、決定的な差となって現れてきます。

人マネではない、本当に自分の人生を活かす道を選択する。
 あなたは、自分だけの誇り高き道を歩んでいますか?

 

著:五藤万晶

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