五藤氏説明イメージ背景

第203話:コンサルタントが、怪しい仕事と言われる最大の理由

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二流はカタチが無いのを虚業という。一流は顧客視点が無いのを虚業という。

 

「ゴトウさん、この前ある知り合いから、“お前のやっているコンサルタントというのも、実態のない仕事だから気をつけたほうがいいよ…”と言われたのですが、どうも釈然としなくて…」── 起業して2年、クライアントさんを数社もっている40代のコンサルタントの方の言葉です。

コンサルタントという職業が、よく「怪しい仕事」として言われているのは周知のとおりで、ある社会人アンケートの結果で、栄えある?!ワースト1位に輝いたこともあるほど…。

この観点で言えば、弊社は、「コンサルティングビジネス専門」のコンサルティング会社ですから、「怪しさ×怪しさ」で、超アヤシイ…という感じになってしまいますが、冗談はさておき、「そもそもなぜ、コンサルタントが怪しい職業と思われているのか…」という点です。

断っておきますが、弊社では「コンサルティングビジネス」を、極めてまっとうなビジネスであり、仕事と捉えています。その実現のために様々な活動をし、また関わるコンサルタントの方々に対しても、積極的に「まっとうな仕事」を行っていただけるよう、働きかけを行っています。

さて、そうしたことを前提としたとき、なぜ世間一般で、「コンサルタント=怪しい仕事」と、多くの方がイメージするのか…?ということです。

最も多いのが、「騙す」というのがあるかもしれませんが、ここまでくると「犯罪」であり、当然ながら、もはや仕事のレベルではありません。

これは論外として、次にイメージされるのが、「実態がない」「口だけ」「実業ではない」…といったもの。いわゆる「虚業」と言われるものです。

問題は、この「虚業」という言葉に対して、人によって様々なイメージや印象を持っており、それによって大きな誤解も生み出している…ということです。いわく、「実態があるものが実業、カタチが無いものは虚業」といった、考え方がその代表例です。

この発想や考え方をしている人は、意外と多いのですが、この単純化した考え方は、「極めて誤解に満ち、また危険性も高い」ということも、知っておかなければなりません。

理由は単純です。「あらゆる商売は、そこにお客様があってこそ、存在できるにも関わらず、形式をもって善悪を論じることなど、筋がズレている以外の何物でもない」からです。

論じるのであれば、「顧客視点が無いのを虚業、あるのが実業」であり、これに尽きるわけです。そもそも、カタチが無いのを虚業というのなら、哲学者も政治家も、そして学校の先生もみんな虚業ということになります。実に馬鹿げた視点と言わざるをえません。

どれだけ稼いでいる仕事でも、どれだけカタチがあったとしても、そこに顧客視点がない人の思考軸は、極めて独善的であり発想が貧困かつ孤独です。「何のために…」という部分が欠落しているため、自分のビジネスの尺度を、金額でしか考えられないからです。これこそが虚業の実態です。

難しく考えるまでもなく、小さな会社でも、顧客に支持される活動を行っていればビジネスは大きく伸びますし、いかに巨大企業であっても、どれだけ大きなビルで何千人の社員がいて活動が行われていても、そこに顧客視点が無くなり、消費者無視のビジネス展開が行われれば、たちまち事業は傾き、市場から消え去っていくことになります。虚業だからです。

先生業という仕事は、表面的に見ればそこにはカタチがないため、その本質を理解することは非常に難しいものがあります。そもそも、考え方や想いといったものを表現している人も少ないため、程度の低い悪質な輩と並べられてしまったとしても、その違いを表面的に見せることが極めて難しいため、同じように「怪しい」と思われがちです。

これは、コンサルティングビジネスに関わるすべてのまっとうで真面目な人が、常に心がけなければならないことの一つです。「自らの想いや考え方を明確に発信する」…と。

コンサルティングビジネスにおける、顧客視点を持ったビジネス展開は、簡単そうで実に難しい面があります。その最大の難しさは、「目の前の顧客だけが本当の顧客ではない」からです。目の前の顧客を通じて、その先の顧客にまで通じる視点がなければ、真の事業のお手伝いなどできない…からです。

目の前の顧客だけで終始してしまうと、その会社の瞬間的な売上増のために、いい加減な商品やサービスを売ることを勧めてしまうかもしれません。消費者無視の改ざんや、品質劣化、悪質な契約方法、強引な営業展開…など、クライアント企業のその瞬間にとってはプラスになることも、消費者からみれば「問題企業」を量産しかねないこともあるわけです。

企業と消費者は、互いに高めあって発展していく関係ですが、時として相反する立場になることも少なくありません。この関係性に対して、コンサルタントとしてどう、まっとうな成長発展の道筋を示していくことができるか…。

一方だけを見ていると、そこには本当の顧客視点が足りていない…ということになるわけです。コンサルティングビジネスの真の実業化のために、あなたには、クライアントを通じての消費者、市場の成長発展の視点がありますか?

直接は見えない、顧客の先の顧客…。その有無こそが、コンサルタントに求められている視点であり、虚業と実業を分かつ分岐点なのです。


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